能動的に動ける人間

オペ室で活躍できる看護師になるためには、様々な知識や経験を身につける必要があります。まずは医師をはじめとして、様々な医療のプロに積極的にアドバイスを受けることが良いとされます。この頃は、チームで医療行為を進めようとする病院やクリニックが全国的に増えてきています。勤務時間後のミーティングの際に活発に意見を述べるようにすると、職場の雰囲気を良くしたり様々な職場の現状を理解することに繋がります。

中でも、オペ室の看護師は難しい手術を行う際のサポーターとしての役割が任せられることもあり、基本的な知識だけではなく、臨機応変に対応をすることが求められます。そして、何よりも患者の人命を最優先するために、常日頃から担当の医師とコミュニケーションを取っておくことで、リスクを低下させることが出来ると言われています。
オペ室における看護師の勤務は夜間や休日なども対応することが必要となるため、仕事と家庭生活の両立を果たすことが大きな課題として位置付けられています。最近では、出産や育児を経て職場復帰を果たす女性も目立っており、活躍の場を広げるうえでも充実した受け入れ態勢が整えられている医療機関で働き始めることがコツと言えます。

昔に比べ平均寿命が長くなり、高齢化社会もますます進んでいます。医療を必要とする人はどんどん増え、緊急性の高い手術の件数が全国規模でさらに増えていくことが確実と見られています。各医療機関においては、優れた経験を有するスタッフの配置が進められています。